ゼロクラウンは、日本を代表する高級乗用車です。「ロイヤル」シリーズと「アスリート」シリーズの個性的な2本立シリーズです。
ゼロクラウン(ZERO CROWN)の頭につく“ゼロ”とは、これまでのクラウンの歴史にこだわらず、ゼロに戻ってクルマ作りを模索したことを指している。クラウン12代目から「ZERO CROWN(ゼロクラウン)」としてイメージを一新した。「全てをゼロから発想するクルマ造り」を行い、プラットフォーム、エンジン、サスペンションといった主要コンポーネントを全て一新した。特にエンジンは、V型6気筒のGRエンジンに切り替えた。
木目スポーツステアリング
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ゼロクラウン・アスリートは、トヨタ肝いりの3.5リッターV6を搭載して、飛ばすほどに楽しめるスポーツセダンである。
もはやゼロクラウン・アスリートの個性となったのが、その走りである。低速では締め上げられたサスペンションと低扁平タイヤによるゴツゴツとした感触が今もわずかに感じるのも、またとにかく飛ばすほどにサスペンションが生き生きと動きはじめるのも、ゼロクラウン・アスリートの個性である。
ゼロクラウン・アスリートのシャシーはその基本設計をレクサスGSやISと共用しているが、トレッド幅がISより10mmせまく、ホイールベースはGSと同寸である。
安定したゼロクラウン・アスリートは、実のところ、素人ドライバーには絶妙のバランスを感じさせてくれる。
「アスリート」シリーズは、、輸入車と肩を並べるスポーティーセダンとしての顔を持つアスリートとして登場した。従来の保守層向けの「ロイヤル」シリーズは、オーソドックスな高級感を持つロイヤルとして存続した。ゼロクラウンは、個性化した「ロイヤル」シリーズと「アスリート」シリーズの2本立てとして存続した。
、ゼロクラウンのロイヤルは見ても乗ってもまさしく「ザ・クラウン」であり、味わいという意味においては、レクサスとはまったく違う世界にいる。
ゼロクラウン・ロイヤルは低速でも路面の不整などまったく別世界のようにフワフワと吸収…というか、その凹凸のさらに上を滑っていくような感覚である。
ゼロクラウン・ロイヤルは、ゴリゴリと本気で飛ばしても、決して音を上げることはない。日本の高速道路で物理的に試せる領域のハイスピードなら、ゼロクラウン・ロイヤルはもちろんその独特の乗り味が消え去ることもなく、またドライバーを不安にさせることなど皆無である。